66③OEMメーカー編

●クライアント企業をバックアップできる専門家パートナーへ

クライアント企業に向けて製品提供をしているOEMメーカーの抱える問題点。それは、クライアントから厚い信頼を寄せられるあまり、子会社メーカーと化していることではないでしょうか。

私の知っている限り、OEMメーカーは、高い技術力を持ち、スピード納期や原価の見直しなどへの対応も早く、誠意を持って一生懸命クライアントへ尽くす真面目な企業が多いようです。だからこそクライアントの信頼を勝ち取ってきたのですが、その反面、大手メーカーに囲い込まれてしまうという危うさを持っています。

そのクライアント企業からの仕事は増えるけれど、それ以外の仕事は減り、このままだと全くの子会社と化してしまうという不安を抱えている企業も多いのはないでしょうか?

そして、できれば自社ブランドを持ち、OEMと半々で展開し、大手メーカーの景気に左右されない体制を作りたいと考えるのが順当です。

しかし、作っている製品に自信があるのだから直接消費者にも売れるだろうと思うのは危険です。OEMメーカーとブランドメーカーは営業スタンスがまるで違うのです。

66③OEMメーカー編



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Posted by モチヅキ セイジ. at 2010年08月28日08:25

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