「ソリューション(問題解決)の時代」と言われています。
時代の変化、進歩とともに、ますます求められている要素です。でもいったい、どんな問題をどのように解決することなのでしょう。
教育に関していえば、今までの教育だけでは通用しない。身につけた知識を使って、問題を解決できる人材に育てあげることが重要だ、と叫ばれています。しかし、当たり前のように思えるこんなことが、ビジネスの世界でも日常でも日々の目先のことだけにとらわれて、ちっとも進んでいないように感じるのです。
たとえば親が子供にクルマを買ってあげるとしたら、なぜ買ってあげるのでしょうか。ただ「子供のほしいという欲望」を満足させる問題解決ではなく、クルマをあたえることで子供の何が育つのか、という問題解決を見ることが大切なのです。
不景気だから景気を良くしよう、というのは根本解決ではないと思います。景気が良くなれば生活は豊かになるのか。では、真の生活の豊かさとは何か。これを追究することが、本当の問題解決なのではないでしょうか。
仕事も生活も、目先の問題を解決するだけではなく、もっと問題解決意識を正しく大きく、そしてみんなのために持てる自分を目指そうと思います。
段階的に見つめていくことのススメ
どんなに問題解決に取り組んでも、それが自分中心の考えでは、人からは浅はかだったり何も解決していないように見えたりします。真の問題解決とは、今取り組んでいることのさらに向こう側にあることが多いようです。その解決方法を実行したら次はどんな展開が起きる可能性があるのか、本当に解決しなくてはならない問題は何なのかを見つめていきましょう。