冬の止まり木




寒いんだから、

もう少しくっつけば良いのに。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2009年02月27日14:17

言葉の意味より、事の意義




幸せには何通りあるのでしょう。楽しさや悲しみも何通りあるのでしょう。 多くの人が「もともとの言葉の意味」と「自分の体験」や「外部からの情報」と照らし合わせて、ひとつのイメージに決めつけてしまっていないでしょうか。
もともと幸せという言葉をとってみても「私はこんな運のいい思いをした」「僕はこんなにすばらしい発見をした」というような、さまざまな人の思いから誕生したもので、事の起こりがあったから言葉が生まれてきたのです。だから本当は、一億人いたら一億通りの幸せがあります。
それなのに私たちは、幸せとはこういういうものだ、楽しいとはこういうことだと決めつけてはいないでしょうか。そして「これくらいでは幸せとは言えない」とか「こんなことを幸せと思うなんて」などと余計なはからいをして、本当の自分にとっての大切な幸せを捨ててしまってはいないでしょうか。
何かに麻痺してしまっているのでしょうか。
「幸せって何だろう」と考える前に、今そこで起きていることの意義を見てみる。そこにはいろいろな楽しいこと、かわいいこと、すごいことが起きているはずです。その気づけたものがきっと、全部あなたの「幸せ」や「楽しさ」なのです。
幸せを見つけ出せる人になることのススメ
誰も幸せだと思わないささやかなことでも、あなたの心を照らしてくれたのなら、それはあなたにとって幸せだといえます。「幸せ」というものを勝手に定義づけてしまったら、身の周りでたくさん起きているさまざまな幸せの種に気づけません。まず自分の心に素直になり「こんなことを幸せだと思える自分なんだ」と受けとめてみることで、自分という人間がわかってくるのではないでしょうか。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2009年02月26日16:38

企業のオモテ理念とウラ理念




一般的に、企業には「企業理念」というものがあります。その企業の基本的な考えやあるべき姿を文章にうたったものですが、実際にそれは機能しているのでしょうか。
少なくとも「この理念をつくったおかげで会社が良くなった」なんて話はあまり聞きません。意識のされ方、使い方はともかくとして、その理念通りになっている会社がどれだけあるのかと思ってしまいます。
企業理念とは、あくまでも理想として掲げた明文であって、本質ではありません。本質は、結局が、毎日繰り広げられている実際の企業活動や社員の行動の延長線上にあります。 「心を込めて」とか「最高のサービスを」などと言いながら、社員のやる気が全然なかったり、利益ばかりを追究して粗悪品を世に送り出している会社だってあります。
理想と現実。企業のこの姿を「オモテ理念」と「ウラ理念」の関係と呼んでいます。あまり本質からかけ離れたオモテ理念を掲げている企業は、かえって信用できなく映ります。人間でいうと、口先だけの「ええカッコしぃ」というところでしょうか。どんなに言葉で立派なことをうたっても、実質が伴わない理念はかえってみっともないと思います。
会社を「癒しの場」にすることのススメ
企業とは、一人ひとりの夢を叶える自己実現の場であり、そういう意味で「癒しの場」であるはずなのに、実際は「労働の場」になってしまっています。ぺったんこシートの営業車、電磁波だらけのオフィス、カップ麺の夜食。従業員は大切なパートナーであり、彼らに社会貢献のために本当に実力を発揮してほしいと思うなら、このあたりから見直す必要がありそうです。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2009年02月19日07:57

失敗の法則、成功の法則




誰かが失敗したことを同じようにすれば、同じように失敗できる。これが失敗の法則です。一般的に、失敗というのは誰もがしやすいことです。それに対して、成功の法則。いろいろな成功者という人たちの成功例をマネしても、同じように成功するとは限りません。そこが失敗の法則と大きく違うところです。
「成功する要因」を整理していくと、結局は、感謝のココロとか努力とか、人のココロを大切にとか、実行力とか、運とかツキといったものの集大成で起きているようです。この成功事例というのは、あくまでも自分の励みにするとか先哲者を尊敬するひとつの物語として受け取るにはいいのですが、非常に参考にはなりにくいものです。
その点、失敗事例はいいと思います。
先人がしてくれた失敗を同じようにすれば同じように失敗できるのですから、マネをしなければいいのです。とても参考になります。
人の成功をうらやんでいるよりも、ひとつでも多くの失敗例に耳をかたむけて現実を見つめていった方がいいのではないでしょうか。しかし、ここで気をつけなくてはいけないのは、しっかりとプラス思考にしていかないと落ち込みかねないということです。成功事例を聞いて明るくなってから、失敗事例を聞いて身を引き締めていく。これが良さそうです。
失敗を活かすことのススメ
失敗した経験が自分を成長させてくれたのであれば、失敗は成功するための過程のひとつということが言えます。だからといって「あれは失敗ではなかった」と思うよりも、「人にとんだ迷惑をかけてしまった」「あの時の自分はこんな足りないところがあった」と失敗を真摯に受けとめ、「もう二度と同じあやまちは繰り返さない」と心に誓うところに、もうワンランク上の自分になる扉が開かれるのではないでしょうか。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2009年02月10日18:16