意識の問題はどんな形で現れているのか? - 3

安くすることが最高のサービスと思っている人たちが多くいます。

これはプライシング戦略の問題。

何にでも適正価格があり、消費者は同じようなものであれば「物+物以外の価値」を判断して購入しています。

安ければいいというのは自分の商品を大切にできていないとも言えます。

企業は、付加価値を付けていかに1円でも高く買ってもらうかに取り組むことが大切なのです。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月30日07:28

意識の問題はどんな形で現れているか? - 2

しかし、これまで物に頼ってきた企業は、マーケティング不足のため顧客の気持ちが分かりません。

緑茶が売れなくなってくると、お茶メーカーはもっと良いお茶、おいしいお茶を作ろうとします。

しかし微妙な味や香りの違いはシロウトには分からなかったりします。

緑茶の売り上げを伸ばすには、これまで緑茶を買ったことのない人、お茶の味が分からない人にPRしなくてはいけないはずなのに、従来の顧客ステージで勝負しています。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月29日07:10

意識の問題はどんな形で現れているか? - 1

思い込みの意識の問題は、経営の4資源である事業・商品・販促・人材すべての問題として表れています。

たとえば「無農薬なら売れる」「おいしければ売れる」という思い込み。

「この商品はとてもおいしい。一回食べてもらえばその良さが分かる」と言いますが、その一回食べてもらうのがどれだけ大変かということです。

消費者は食べてから買うのではありません。

買う前に、何らかの要素を見て判断し、買うかどうかを決めているという現実を知らなければいけません。

製品の良さを実感するのはその後になるのです。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月28日06:59

中小企業が伸びない根本原因は意識にあるのです - 3

ウソは悪いことと誰もが思っています。

しかし、確かに悪意のあるウソは悪いことですが、人を喜ばせるウソは良いウソとも言えるのです。

意識を変えるというのは、そういうこと。

これまで考えてきたこと、正しいと思っていたことは一度すべてひっくり返し、考え直してみる。

そういう意識の変換が大事な時代になっているのです。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月27日06:35

中小企業が伸びない根本原因は意識にあるのです - 2

多くの人が変化することを嫌います。

新しいことは不安で、面倒で、できれば同じことを繰り返していた方が楽ですから。

パソコンを導入する際、そんな面倒なことをしていられないと文句を言っていた社員たちがどれだけいたでしょうか。

未だにメールを活用していない企業すらあります。

しかし、どんどん新商品・サービスが生まれては消えていく今の時代、このサイクルの早さに付いていけない企業はいずれ静かに死んでいくことになってしまいます。

思い込みというのは自分の器を狭めます。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月26日08:26

中小企業が伸びない根本原因は意識にあるのです - 1

一番の問題は、経営者の意識が固定されてしまっていることです。

特に過去に成功事例を持っているとそれに捉われてしまい、今の時代を受け入れることができないのです。

経験は大きな財産となりますが、いつも同じ状況とは限りません。

それを見誤ると大きく道を踏み外してしまいます。

また、経営者が柔軟な考え方をしても、部下の意識が固まっていたのでは社長の言っていることを理解できません。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月25日07:12

今、企業に起きている問題点はなにか? - 3

今、多くの企業に起きている問題は明らかに経験不足と思い込みです。

新しい商売を開拓してこなかったため、今どうしていいのか分からない状況に陥っている企業が多いのではないでしょうか。

今の時代、ひとつの分野の専門性だけでは生き残っていけません。

複雑な市場の中で自分たちは経験不足であることを認め意識改革することから始めなくてはならないのです。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月24日07:10

今、企業に起きている問題点はなにか? - 2

しかしひとつのことしかやってこなかった企業には、他の世界のことが分かりません。

経営者も同様に、これまで通りという思い込みでいると、経営を今の時代に変換できないのです。

そんな状態の中で新しいことをやろうとプロジェクトを立ち上げても頓挫してしまう。

それを繰り返すことで「何をやってもダメ」というトラウマになってしまっているのではないでしょうか。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月23日06:57

今、企業に起きている問題点はなにか? - 1

物がない時代の企業は、ひとつの分野を突き詰め、一生懸命まじめに作っていれば良かったという面があります。

そのため多くの企業が一業種、一業態、一職種、一産業、ともすると一商品を手掛けてきていません。

社員も同じことをやるか、同じ分野の中を深めれば良かったといえます。

ところが、これまでのやり方が通用しにくいモノ溢れの時代になってしまいました。

従来の顧客は別の楽しみを見つけ、どんどん別の事にお金と時間を使って行きます。

市場も混沌とし、誰を相手に何をPRすればいいのか、ライバルはどこの誰かも分かりにくくなっています。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月22日07:39

選ばれる存在になる、ブランド力の時代 - 3

モノ溢れの時代、これからの企業はこの「顧客の記憶のシェア」を占めていくことが不可欠です。

そのためには「ブランド力をつける」ことをビジネスの中心に置くことが一番大切なのだという

意識改革が企業の未来を決めるのだと認識することが大切だと思います。



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2011年06月21日07:57