大切なもの



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年09月30日07:49

良いとこ探し


学生たちが作品のプレゼンテーションをするので、コメントをお願いしたいという依頼がありました。一人三分間のプレゼンに対し、一分間の感想をというのです。
引き受けるのはいいけれど、数十名のプレゼンを立て続けにちゃんと評価できるのだろうかと、正直言って不安になりました。学生の作品ですから、プロから見て悪いところや仕上がっていない部分を指摘するのなら簡単です。しかしそれでは、学生たちにとっても自分にとっても何もならない気がしたのです。
だから学生の三分間のプレゼンの中で、とにかく良いところをひとつだけ見つけようと思いました。そして、さらに良くなるためのヒントを付け加えて、一分間のコメントにしようという目標を持つことにしたのです。
当日、次から次へと学生の作品にコメントをしていきました。すると最初に抱いた不安とは裏腹に、作品の良いところばかりが見つかるのです。決しておだてているというワケではありません。ちゃんとコメントできている自分に驚きました。
昔は何を見ても悪いところばかりを見ていました。それに比べて、少しは良いところに気づけるようになった今、多少成長できているのではないかと思えました。
緊張で顔を真っ赤にしてプレゼンをしている学生は、こちらもどれだけ緊張して聞いているかを知らないでしょう。この経験は私に自信を与えてくれました。そしてこれからもずっと良いところを見つけていかれる人間になるぞ!という信念を生み出してくれました。
否定よりも肯定を優先することのススメ
どうしても悪いことの方が目につきやすいものです。しかも失敗より成功させることの方が大変なわけですから、ものごとが悪くなると予測した方が確率的にも当たりやすいはずです。だから批判するのは簡単で、肯定する方が難しいのです。自分に対しても人に対しても、感覚で否定するより理論的に肯定し、長所を伸ばすことを優先させたいものです。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年09月22日13:43

ココロの情景



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年09月18日11:43

個性はどこにあるか




個性って何でしょう。
個性っていったいどこにあるのでしょう。まるで宝探しのようです。
人間の顔はすごいですね。何十億人と人がいても、必ず見分けがつきます。世界中どんなところに旅行へ行ったとしても、ばったり知人に会えば必ずその人だとわかります。そのくらい人間というのは、表情やしぐさなどにその人ならではの個性を持っているものです。
しかし、本当の個性は、その人の考えにあるのではないでしょうか。表情やしぐさというのも、その人の人格や考えが表れたものと言うことができます。
気持ちを表すのによく使われる言葉があります。「一生懸命」とか「カッコイイ」「妥協しない」「謙虚でいたい」「大切にしたい」「中途半端にはしない」「完全主義だ」などなど。でも、一見便利なようですが、実はごまかしやすい言葉でもあります。「私って、几帳面な人だし〜」なんて、中途半端な主張に使われがちです。
どんな風に几帳面なのか、具体性が問われます。それが個性なのです。だから自分の個性を尊重してほしいなどという場合には、「自分のこんな風な個性を」と具体的にしないと、本当の部分は伝わらないのです。
個性には「正しい」「間違い」はありません。使いやすい言葉には必ず「こんな風に」をつけていきましょう。きっと自分が見えてくるはずです。
個性向上と人格向上のススメ
「個性重視の教育をしよう」などと言っている大人たちも、「もっと自分の個性を尊重してほしい」などと言う子供たちも、個性とは何かを見つめなければ、ただの言葉遊びになってしまいます。自分のいう個性とはどんなものを指すのか、より具体性をもって表現することが大切です。そして、個性を主張する時には、同時に人格もきちっとしている自分なのかを見返っていきたいものです。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年09月14日07:50

愛の量



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年09月04日17:56