木は家族



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年07月27日15:55

人生の得意技




人間、生きていくために仕事上では当然のこと、生活の中でも何か得意技を持っていたいものです。30歳になる娘は、めちゃくちゃ明るい。どんな集まりがあっても冗談を言って自分でうけて、キャッキャッとその場を和ませてしまいます。これはきっと、娘の得意技だと思います。
さて、自分の得意技は何なのか?どうもピンときません。仕事での得意技は何でしょう?「あなたの得意技は何ですか?」と聞かれても、なかなか答えるのが難しいものです。しかし、人生を有意義に過ごすには、何らかの技を持っていた方が生きやすいだろうし、人のためにもなりやすいかもしれません。
そういえば私の場合は、いろいろな人の話を聞かせてもらって、質問したり一緒に考え、話をしているうちに相手の考えがまとまってくるようです。それが自分の得意技になってきたような気もします。
相談に来る人というのは、いろいろ考えているだけに頭の中がごちゃごちゃしているものです。その話を聞いて整理整頓をしてあげると、気持ちはおさまらないにしても、解決の糸口は見えてくるようです。そんなことでも必要としてくれる人がいると、「いたずらに歳をとってきたわけではないんだなぁ」とうれしくなります。
若さを売りにした娘の得意技も、歳をとるごとに良い方向へと磨きをかけていってほしいものです。自分ももう少し、人生の得意技を見つめなおしてみようと思います。
年齢に見合った得意技を持つことのススメ
得意技とは、何も特別なことではありません。若い人なら若い人なりの技があります。いつも元気にはつらつとしているとか、素直に学ぶということも、立派な得意技です。しかし、歳をとっても若い人とまったく同じというわけにはいきません。年齢を積み重ねたなりの技を持つことで、いつまでも必要とされる人間になれるのだと思います。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年07月19日07:19

尊敬



  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年07月13日07:53

アンティークになりたい




どうせアパートを変わるんだったら新築だよねとか、ゲームにしても新しいモノ、カラオケボックスもホテルも新しいところがいい。みんなそんな風に新しいものを欲しがる傾向にあります。音楽だって次から次へと新しいモノに変えていきます。
いったいいつまで続くのでしょうか。
人間にしても新しい方がいいらしくて、若い人ばかりもてはやされて、古くなってきた人、いや歳をとってきた人はお払い箱、などという社会に見えます。
でもホントはどんな仕事も、中身のなさそうな気だるい若者よりも、よっぽど年輩の方でやる気のある人の方がいい。以前、新幹線で四〇歳ぐらいの男性の車内販売員の方がいました。年季の入ったバーテンダーのような物腰で、とても感じのいいものがありました。
人も物も、時間がたつにつれてふたつにわかれていきます。年季が入って味が出てくる物と、ただ古くなっていく物。古くなって味わいが出るかどうかは、最初の作り込みと、その後の扱い方しだいなのだと思います。
きっと人間も同じなのでしょう。自分のことだけを考えて他に心を運ぶ努力をしないでいると、ただただ古いもの(者)になってしまいます。
少しずつ歳をとるごとに、ココロを磨き込んで、どんな時代になっても人々の心を楽しませることのできる、アンティークのような人間になりたい
味わいのある歳のとり方のススメ
歳をとってくると、体力が衰え、感覚も古くなり、反射神経も鈍くなります。これはどうしようもないことです。なのにいつまでも若い人とその部分で勝負していたら、やがていらない人となってしまいます。年長者の価値は経験です。それを活かし、社会や若い人を育てるところに意味があります。どんな経験もムダにせずに活かしましょう。やがてそれが熟成して、いい判断やアドバイスに深まっていくはずです。  


Posted by モチヅキ セイジ. at 2008年07月05日08:10