企業の利潤追求におけるサービス過多により
いま人々に経験不足や情報不足がおき
そして、考える力の低下による
自己理解、他者理解の欠如からくる
人間関係力の低下が進んでいる。
その情報の氾濫による弊害はますます進み
情報公害とも言うべき現象は目に見えないところで
ますます悪化の道をたどっている。
思考のパターン化、
言い換えれば情報の整理整頓の
教育を受けていない人々が
溢れ出す情報に翻弄されている。
その中で、迷い苦しみ、
また逆に考えなくもなっている。
なんでもしてくれる社会、
なんにもさせてくれない社会、
偏ったことをさせる社会が人間にとって必要な
経験や体験を取り上げてしまっている。
しなくてはいけないことからの隔離をさせている社会で
生きる人間にいま危機が訪れている。