自分差別

自分差別


世の中には、人種差別をはじめさまざまな差別がありますが、私たちが気がついていない差別もあるのではないでしょうか。
一般的に差別というのは他の人に対するものなのでしょうが、実は人は、自分をいちばん差別しているのではないかと思うのです。どういうことかというと、「自分なんか、何も才能がないから」とか「いい学校を出ているわけじゃないから」「家柄や育ちがいいわけじゃないし」などと思っています。
またその反対に、「社長だから自分は偉いんだ」とか「いい会社に就職できたから」、「主人が出世したから」…などと思いこんでいる人も多いようです。中には、人の意見を聞いてかってに解釈し、「バカなこと言ってんな〜」などとココロの中で根拠もなく自分の方が正しいと思っていたりする人もいます。
このように卑屈になったり、反対に上から人を見下ろすような態度をとってしまうのは、本当の自分を知らないことから起きる、自分差別だと言えます。
この自分差別をしなくなった時にはじめて、自分の個性や能力といった本当の自分が見えてくるのではないでしょうか。
自分をまっすぐに見つめることのススメ
苦労を経験することで良く変わる人もいれば、そうでない人もいます。それは苦労していない人にも同じことが言えます。苦労した・しない、育ちがいい・悪いが問題なのではなく、自分の置かれた立場をきちっと見つめていくことが大切なのではないでしょうか。人と比べてどうのこうの言うより、まず「自分という人」としっかり向き合いたいものです。

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Posted by モチヅキ セイジ. at 2007年12月24日08:40

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