言葉の意味より、事の意義

言葉の意味より、事の意義


幸せには何通りあるのでしょう。楽しさや悲しみも何通りあるのでしょう。 多くの人が「もともとの言葉の意味」と「自分の体験」や「外部からの情報」と照らし合わせて、ひとつのイメージに決めつけてしまっていないでしょうか。
もともと幸せという言葉をとってみても「私はこんな運のいい思いをした」「僕はこんなにすばらしい発見をした」というような、さまざまな人の思いから誕生したもので、事の起こりがあったから言葉が生まれてきたのです。だから本当は、一億人いたら一億通りの幸せがあります。
それなのに私たちは、幸せとはこういういうものだ、楽しいとはこういうことだと決めつけてはいないでしょうか。そして「これくらいでは幸せとは言えない」とか「こんなことを幸せと思うなんて」などと余計なはからいをして、本当の自分にとっての大切な幸せを捨ててしまってはいないでしょうか。
何かに麻痺してしまっているのでしょうか。
「幸せって何だろう」と考える前に、今そこで起きていることの意義を見てみる。そこにはいろいろな楽しいこと、かわいいこと、すごいことが起きているはずです。その気づけたものがきっと、全部あなたの「幸せ」や「楽しさ」なのです。
幸せを見つけ出せる人になることのススメ
誰も幸せだと思わないささやかなことでも、あなたの心を照らしてくれたのなら、それはあなたにとって幸せだといえます。「幸せ」というものを勝手に定義づけてしまったら、身の周りでたくさん起きているさまざまな幸せの種に気づけません。まず自分の心に素直になり「こんなことを幸せだと思える自分なんだ」と受けとめてみることで、自分という人間がわかってくるのではないでしょうか。

同じカテゴリー(考え方のヒント)の記事画像
起承転結
失敗の法則、成功の法則
人格貧富の差
「教え方」の前に「教えること」
アトピー、アレルギーからのメッセージ
企業のオモテ理念とウラ理念
同じカテゴリー(考え方のヒント)の記事
 アイデンティティの確立 (2021-09-05 05:41)
 起承転結 (2009-05-20 14:05)
 失敗の法則、成功の法則 (2009-04-20 08:31)
 人格貧富の差 (2009-04-10 08:30)
 「教え方」の前に「教えること」 (2009-03-23 11:24)
 アトピー、アレルギーからのメッセージ (2009-03-06 18:37)

Posted by モチヅキ セイジ. at 2009年02月26日16:38

コメントを書く

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



削除
言葉の意味より、事の意義
    コメント(0)