物あふれの時代、商品は知ってもらわなければ無いも同然。さらに、競合との差別化がなければ選んでもらえず、必要性・実用性を踏まえた上でのプライシング戦略がなければ買ってもらえず、企業・事業・商品アイデンティティを記憶してもらわなければリピートしてもらえません。
「知ってもらい」「気づいて選んでもらい」「買ってもらい」「記憶してリピートしてもらう」ことではじめて、企業・事業・商品の持続的競争優位が確立します。そのためには、お客様と何らかの形でコミュニケーションを取る必要があります。上記アイテムはお客様と唯一触れ合うタッチポイントとして、製品と同じくらい大切なものなのです。
特に製造業の方はどうしてもモノ作りの方に力を傾けがちで、営業・広報活動は専門外だと思っている方が多いように見受けられますが、その製品の良さを一番分かっているのは開発したご本人たちのはず。
販売を流通任せにするのではなく、上記4つの必須アイテムを駆使して、自らがお客様にアピールする、さらにバイヤーなど流通側にも理解してもらう働きかけが、これからの時代は不可欠です。