何かを創り上げていくことは、企業の宿命です。それは商品であったり、サービスであったり、ビジョンであったり、意識を高めることだったりです。これらを休みなく効果的に続けることで、企業の価値が高まっていきます。
そういった創造は、何かを破壊することから始まります。積み重ねてきた伝統でも、必要でなくなったり妨げになるものは破壊し、創り直さなくてはなりません。それを断行していくのはとても大変なことです。創造的なことをしようとすればするほど、破壊するものも多くなり内容も大きくなります。
破壊と創造のくり返しの上に企業の成長はあるのですが、まず破壊しなければならないのは、経営者など当事者の固まった意識なのです。