従来の緑茶の入れ方の問題点

一般の家庭での緑茶の入れ方をもう一度、見直してみましょう。あたり前として永く続けてきたことに課題があることに気づきます。

❶お湯の量が測りにくい
一杯がどれくらいか、一度湯呑みにお湯を注いで分量を確認しなくてはなりません。湯呑みにお湯を注いで器を温めつつ、お湯の温度を下げるという手順も面倒です。
急須にお湯が残ってしまった場合、残ったお湯に茶葉が浸ったままムダに抽出してしまうのはもったいないと感じます。

❷抽出時間が分かりにくい
茶葉にお湯を注いでからどれくらいが飲み頃なのか、多くの人は色で判断します。しかし湯呑みに注いでから色で判断するため、納得できない場合は、一度湯呑みへ注いだお茶を再度急須に戻して濃くする人も多いのです。急須の中で色の判断をし易くするか、きっちり抽出時間が分かる方が便利です。

❸茶器が洗いにくい
お茶を注ぐ際、急須の形やお湯の量によってフタからお茶が漏れてくる場合があります。
また急須を洗う際、茶葉が捨てにくかったり、注ぎ口が洗いにくいなど細かい不便さが気になります。最近では茶葉を捨てやすいように楽に外せる網が付いているものもありますが、それだとお湯を注いだ時に茶葉を泳がせて広げるという急須本来の機能を無くしています。

❹湯呑みの色が選べない
注いだ色で緑茶の飲み頃を判断するために、湯呑みの内側は白でないといけません。。今のままでは湯呑みのデザインをするにも制限となってしまっています。

❺茶器のデザインが今のライフスタイルに合っていない
従来の茶器の一番の問題点はデザインです。民芸調な和のイメージが強く、若年層や緑茶に馴染みがない人たちにとって、自分のライフスタイルへ持ち込むには違和感があります。茶器への購買意欲が薄くなっているのは事実です。

従来の緑茶の入れ方の問題点



同じカテゴリー(お茶の世界)の記事画像
ちゃらいふ
お茶ビジネス
生活雑貨メーカーへの希望
販売店への支援
食品メーカーへの支援
飲食店への支援
同じカテゴリー(お茶の世界)の記事
 ちゃらいふ (2017-06-20 18:05)
 お茶ビジネス (2012-06-03 07:46)
 生活雑貨メーカーへの希望 (2012-06-02 08:30)
 販売店への支援 (2012-06-01 07:31)
 食品メーカーへの支援 (2012-05-31 06:53)
 飲食店への支援 (2012-05-30 07:07)

Posted by モチヅキ セイジ. at 2012年05月13日07:32

コメントを書く

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



削除
従来の緑茶の入れ方の問題点
    コメント(0)