日本家屋から近代的なマンションになり、その中で使われる家具や食器も常に変化しています。それなのに緑茶を取り巻くグッズは、スタイル・デザインとも昔からほとんど変わらず、しかも民芸的なテイストがほとんどです。
仮にオシャレなものがあっても、高級感や作り手の思い入れが前面に出ていたりして実は非日常的なものが多かったりします。日本人でありながら洋式の生活をしている現実で、今の緑茶グッズをセンスよく取り込むのは至難の業と言えます。
コーヒーカップとティーカップのテイストが違うように、今の生活スタイルにフィットした「緑茶ライフスタイルグッズ」の開発は急務であり、それにより消費者の緑茶に対するイメージは大きく変わるはずです。