その後、バブルは崩壊しましたが、一度花開いた食の多様化は留まるところを知りません。1980年からセルフ式コーヒーショップとして展開していたドトールが成長し、1996年にはアメリカからスターバックスが上陸。従来の砂糖やミルクを入れるコーヒーだけではなく、バニラシロップとクリームスチームを入れたキャラメルマキアートや、フローズン状のコーヒーにキャラメルソースやホイップクリーム、チョコチップを乗せたフラペチーノなど、見た目もワクワクするメニューが揃い、コーヒー自体をスイーツとして楽しむカフェ文化が定着してきたのです。