これらの食品も、ファーストフードと同様に洋食が中心。ご飯とおみそ汁が主食であることは変わらなくても、煮付けや焼き魚といった和食のおかずより、ハンバーグやフライといった洋食のおかずが家庭でも主流になっていきました。家庭で洋食が定着すると、飲み物もコーヒーやジュースがあたり前に。
さらにお父さんはおつまみとビール、子供はハンバーグとジュースというように、各自が好きなものを食べる「個食」や、お父さんは残業・子供は塾などで各自バラバラで食べる「孤食」が増えると、食事を簡単に済ますファーストフード化・洋食化はさらに進行。そんな中で緑茶の存在感が薄くなっていく時代だったと言えます。