いつも明るく男性社員からも人気があるのが気に入らなかったのか、先輩の女性が無視をするようになり、ほかの女性たちもそれに従いました。
しかしA子さんはその仲間に加わらなかったそうです。
というのも、A子さんも学生時代に友だちから無視された経験があるため、絶対人にはそんなことはしたくなかったのだそうです。
ある時、仲良くなった二人が一緒に話をしていると、いつも明るいその女の子が涙をこぼし、「A子さんがいてくれるからがんばれる」と感謝してくれたのだそうです。
その姿を見てA子さんは「自分のつらい体験も人の役に立てた。これはもう自分の長所だ」と思ったそうです。
そして、それに気づかせてくれたその女の子に、A子さんも感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。
その女の子とは一生涯の親友になれるだろうとA子さんは言っていました。