では、プラス感情核とマイナス感情核はどんな時にどのように発生するのでしょう。
何かできごとが起きると、人格核がその情報を受けとめ処理しようとします。
その際に、人格核の力量によって、処理しやすい情報の量と質に対してはプラス感情核が力を持ち、処理しきれないような情報の量と質に対してはマイナス感情核が力を持ちます。
何か仕事を任された時、以前に手がけたことがある仕事で進め方やコツがわかっていたり、得意なことだったりする場合は「だいじょうぶ」とか「まぁ、どうにかなるだろう」といったプラスの感情が湧いてきますが、これがまったく経験のない仕事だったり、苦手なことだったりすると「自信がない」「無理にきまっている」といったマイナスの感情が出てきてしまうというようなことです。