同じ労力を傾けるのであれば、得意なことに力を注いでいった方が成長が早いだろうと思います。
得意なことを伸ばすにあたっては、苦手なことも関わってきたりするものです。
得意なことを伸ばす中での苦手なことへの挑戦は、それほど苦にならずにできるということがあります。
「好きなこと」と「得意なこと」はちがう場合が多いようです。
好きなことには嗜好的な要素が含まれていて、「こんなことができたらいいな」という憧れだったりします。
一方、得意なことは、自分にはカンタンにできるから他愛もないことのように思えたり、大した価値がないものだと思い込んでいる場合もあり、自分が気づかないだけで実はすごいことだったりします。
映画が好きでたくさん観ているうちに、映画についてとても詳しくなったりします。
友人たちに「いろんな映画を知り尽くしていてすごい」と言われて初めて、自分の得意なことだと気がつく、そんなことがあります。
そして、もっともっと映画を楽しんで詳しくなってやろうと思い、翻訳なしで映画を観たいという思いが強くなって英会話教室に通い、いつの間にか苦手だった英語も克服できていたというようなことです。