人の心は裏腹です。
今日はなんか落ち着いてるな、と思っても
少しでも嫌な事があると落ち込んだり……。
今まで僕は心を中心に考えて人生を送ってきました。
いくらニコニコしていても心が伴わないと……みたいな。
でもそれはとても難しい事だと常日頃感じていました。
しかし、ある本を読んで気がつきました。
人間の心は不安定だから、言葉をいつも同じ言葉を使う、
といった内要です。
どんなに気持ちが不安定でも「ありがとう!」「感謝です!」
といった言葉を使い続ける、といったものだと解釈しました。
今までの自分の考えは逆だったんだ!と気がついたんです。
どんなに不安定でも良い言葉をずっと使い続けることで、
気持ちと環境が変わってくるという事です。
確かに講座で
「人は、歩いているとき、自転車に乗っている時、車を運転している時に
立場で捉え方が変わってしまいますよね。
車の時は歩行者が邪魔に見えるし、歩いている時は
車が危険に見えるし…」という話をしています。
それだけ人間の感覚や想いは不安定だという話で、
マーケティングには不可欠な捉え方ですと言った内容です。
ですから、不安定なものを扱う無理をするより、
同じ言葉を使い続ける事の方が自分や環境を簡単に変える事が
できる力がある事に気がついたんです。
現在55歳。
この歳で、なぜこんな事に気がつかなかっただろう!ではなく、
この歳で、このことに気がついた自分はとてもツイていると思います。
そう思えるようになれた自分はツイていると思います。